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公益事業情報

シンポジウム

一般社団法人システム科学研究所 創立50周年記念シンポジウム

都市と交通 未来への系譜

主催:一般社団法人システム科学研究所

 システム科学研究所は、1972年に京都の財界・学界・文化人等が発起人となり、通商産業省(現 経済産業省)所管の社団法人として設立され、爾来、交通計画、都市地方計画、情報化計画など社会システムに関わる多様な調査・研究事業に取組むとともに、公益事業を行って参りました。このたび、創立50周年を迎えたことを機に、当研究所がいま何をすべきかを確認する視点が必要だと感じ、シンポジウムを企画いたしました。
 本シンポジウムでは、都市と交通に関する研究・政策の進歩と未来への展望をテーマとして、長年、第一線で活躍をつづけられている有識者による講演とパネルディスカッションを行います。従来の考え方では対応しきれない難しい政策課題が次々と出現し、またCOVID-19の世界的流行を経験し、人々の価値観やライフスタイルに変化の兆しがみえるなか、社会システムの見直しが必要となっている我が国にあって、都市と交通の研究・実務に携わる方々と一緒に、わたしたちが担うべき役割を考える機会となることを願っています。より多くの皆様のご参加をお待ちしております。

概要
開催日時 令和5年11月16日(木) 13:30〜17:25(受付開始13:00)参加費無料
開催場所 ハイアットリージェンシー京都 / ザ・ボールルーム(1F)
〒605-0941 京都市東山区三十三間堂廻り644番地2
電話 075-541-1234(大代表)
シンポジウムweb公開 令和6年7月18日(木)より公開  参加費・視聴費 無料
プログラム
  講演T 都市交通政策のこれまでとこれから
:経済学的アプローチからの考察

講師 : 正司 健一 氏
神戸大学 名誉教授


1979年、神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了後、神戸大学経営学部助手、助教授、教授、大学院経営学研究科教授を歴任。この間、日本交通学会会長を務める(2015〜17)。2020年3月退職。現在、神戸大学名誉教授、関西鉄道協会都市交通研究所顧問、(一社)システム科学研究所・理事、(一財)運輸総合研究所理事、NPO法人再生塾理事等。都市公共交通の運営、交通政策、鉄道事業者の経営戦略に詳しく、鉄道・道路・空港などのネットワーク・インフラ、交通まちづくり等の議論にも参画。日本交通学会賞(2002.11)、交通文化賞(2020)などを受賞。主な著書に『都市公共交通政策:民間供給と公的規制』。

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正司健一先生
  講演U 交通参加者の"現実"と交通安全対策
講師 : 蓮花 一己 氏
帝山大学 客員教授 名誉教授


大阪大学大学院人間科学研究科博士課程、帝塚山大学教養学部講師、助教授を経て、1998年より教授、2017年4月より帝塚山大学学長。2023年3月退職。現在、帝塚山大学客員教授、名誉教授、日本交通心理学会会長、主幹総合交通心理士、(一社)日本自動車連盟・副会長、科学警察研究所・顧問、(公社)全日本指定自動車教習所協会連合会・理事、(公財)国際交通安全学会・理事、(一社)システム科学研究所・理事、(株)電脳・顧問等。交通心理学を専門として、ドライバー行動や事故多発地点の分析、交通参加者(子ども、高齢ドライバー)への教育手法の開発の他、近年は、高齢ドライバーの運転行動や対策の研究にも携わる。

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蓮花一己氏
  講演V 流れの解析 − 50年の振り返りとこれから
講師 : 桑原 雅夫 氏
東京大学,東北大学 名誉教授


1977年、早稲田大学理工学部を卒業後、鉄建建設(株)入社。1982年東京大学大学院修了(工学修士)、1985年カリフォルニア大学バークレー校修了(Ph.D)。2000年から東京大学教授、2010年から東北大学大学院情報科学研究科教授(東京大学教授併任)、2008年から2013年に(一社)交通工学研究会会長。2015年東京大学名誉教授、2020年東北大学名誉教授、日本大学特任教授、高知工科大学客員教授。交通工学、交通容量解析・道路交通ネットワーク解析・信号制御・交通シミュレーション・交通データ解析などに数々の研究業績がある。

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桑原雅夫氏
パネルディス
カッション
テーマ
シンクタンクの未来 求められる役割
パネリスト(順不同)
    塚田 幸広 氏
    正司 健一 氏
    蓮花 一己 氏
    桑原 雅夫 氏
コーディネーター
    朝倉 康夫(当社団会長)


<パネルディスカッション内講演>
塚田 幸広 氏 
アジア航測(株) 社会インフラマネジメント事業部 総括技師長
塚田幸広氏
1984年、北海道大学工学部を卒業、建設省(現国土交通省)に入省。道路局道路交通管理課高度道路交通システム推進室長、近畿地方整備局企画部長、国土技術政策総合研究所道路研究部長等を経て、2014年(独)土木研究所研究調整監。この間、「ITを活用した高速道路の交通マネジメント関する実証的研究」で博士号を取得。2015年、(公社)土木学会専務理事に就任。事務局として、「『国難』をもたらす巨大災害対策についての技術検討報告書」、「Beyondコロナの日本創生と土木のビッグピクチャー」等の取りまとめを行う。2023年より現職。

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