シンポジウム
2022年度 システム科学研究所シンポジウム
地域と共存できるサイクルツーリズムには何が必要か?
主催:一般社団法人システム科学研究所
「自転車活用推進法」(平成29年5月1日施行)のもと、全国各地で自転車利用の促進を図るための様々な取り組みが進められています。近畿圏においても、ナショナルサイクルルートに指定されている滋賀県のビワイチをはじめ、各地でサイクリングルートが設定され、沿線地域の活性化を目指した取り組みが行われています。しかしながら、サイクルツーリズムによる地域活性化を成功させるためには、地域を走行するサイクリストとその受け皿となる地域がお互いを理解し、共存できる環境と関係性を築くことが重要です。そこで本シンポジウムでは、滋賀県でのビワイチの事例を交えながら、走行環境を築くうえでの課題や対策、サイクリストと道路利用者が理解すべきリスクとマネジメント等、サイクルツーリズムに係わる方々にとって次なる取り組みへのヒントとなる話題を提供してまいります。
シンポジウムweb公開 | 令和5年3月31日(金)より公開 参加費・視聴費 無料 |
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講演T | 交通手段としての自転車とサイクルツーリズム −自転車通行環境整備の課題点は?− 講師 : 小川 圭一 氏 立命館大学 理工学部環境都市工学科 教授 1998年3月東京工業大学大学院理工学研究科博士後期課程修了後、岐阜大学工学部土木工学科都市工学講座助手、講師、立命館大学理工学部環境システム工学科講師、准教授を経て2017年4月より、立命館大学理工学部都市システム工学科、現在は環境都市工学科の教授に就任。専攻は、交通工学・交通計画で、特に自転車や二輪交通の走行特性や道路空間整備、自動車交通の渋滞対策などをテーマとしている。 |
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講演U | ビワイチの取り組みから見えるサイクルツーリズムの課題について 講師 : 佐々木 和之 氏 滋賀プラス・サイクル推進協議会 ツーリズムワーキング座長 滋賀県立大学、同大学院を経て、九州工業大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。河川空間における住民行政連繋を研究していたことから、2009年川づくり・まちづくりコンサルタント水色舎(すいしょくしゃ)起業。専門である住民行政連繋の立場から、自転車利用促進に業務で関わるようになる。輪の国びわ湖推進協議会(民間)の設立業務を担当し、設立時から事務局長。滋賀の自転車活用推進の官民連携団体である滋賀プラス・サイクル推進協議会にも、元となったプラン策定時から関わっている。 |
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講演V | サイクルツーリズムにおけるリスクと必要なマネジメント 講師 : 安藤 隼人 氏 株式会社スマートコーチング代表 日本サイクリングガイド協会公認マスターガイド 鹿屋体育大学大学院体育学修士課程修了後、自転車競技のオリンピック選手から一般のアスリートまで幅広くトレーニング指導。2013年、プロ・コーチとして独立し、株式会社スマート・コーチングを創設。その他、サイクルセイフティ実行委員長、サイクルスクール校長、ツール・ド・東北オフィシャルアンバサダー、GIROアンバサダー、MAVICアンバサダー、XAZTLANアンバサダー等も務め、自転車安全走行のコーチングやリスクマネジメントを通して、サイクルスポーツライフの振興に尽力している。 |
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パネルディス カッション |
テーマ 地域との共存を目指すサイクルツーリズムの築き方 パネリスト(順不同) 佐々木 和之 氏 安藤 隼人 氏 コーディネーター 小川 圭一 氏 |
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